ある言葉をいただきました
「障害をもつということは、真剣に生きること」
その言葉を聞いて思いました
自分にあてはめて
利を求めて真剣になっていた以前の自分
今は生を求めて真剣にならざる得ない自分
治る障害なら違うかも知れません
治らない障害、一生自分と一緒いいるかも知れない障害、生を全うするまでともに歩む障害
脊髄小脳変性症は治らず一生一緒で歩んでいかねばならないものです
軽く言えるものではありません
現実を信じたくなかったときがあったことはないとはいいません
でもその現実は自分の体に起こっているもの
その障害を不幸ととらえず、人生にどう生かしていくか
そう考えました
「障害をもつということは、真剣に生きること」
障害のない方はこの言葉をこう変えてください
「真剣に生きることは、現実を受け入れること」
そして現実はあなたの力で変えられる可能性を秘めているということ
自分は生きている限り最大限の抵抗をしながら脊髄小脳変性症と付き合っていきます
受け入れた現実(障害)に対しての自分の答えです
現実を誰かのせいにして生きることはやめましょう
その環境、現実を形作ってきたのは過去の自分
私の場合は生まれる前までさかのぼるかもしれませんが
「障害をもつということは、真剣に生きること」
とても重く、自分はよくわかった気がします
そして真剣に生きたときに得られるものがあります
それがきっと幸せとよべるものです